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映画『のぼる小寺さん』2020年6月公開決定!工藤遥映画初出演、相手役に伊藤健太郎が決定!

監督:古厩智之×脚本:吉田玲子

若者のリアルを爽やかに描く、青春映画の名手が贈る―

2014年より「good!アフタヌーン」で連載されていた、
珈琲原作の同名映画、2020年6月公開決定!

『のぼる小寺(こてら)さん』

工藤遥 映画初主演!
彼女に惹かれるクラスメイト役に、伊藤健太郎が決定!

キャスト

2014年より「good!アフタヌーン」(講談社)で連載された珈琲原作の人気漫画『のぼる小寺(こてら)さん』が満を持して実写化決定!『ロボコン』(2003)、『ホームレス中学生』(2008)、『武士道シックスティーン』(2010)など青春映画で高い評価を得る古厩智之監督と、実写映画としては約5年ぶりとなる、映画『けいおん!』(2011)、映画『聲の形』(2016)、映画『若おかみは小学生!』(2018)など数々のヒット作を手掛ける脚本家・吉田玲子。若者のリアルを爽やかに描く青春映画の名手が初タッグを組み、心温まる青春群像叙情詩を作り上げた。

映画『のぼる小寺(こてら)さん』(ビターズ・エンド配給)はクライミング部に所属するボルダリングに夢中な女子高生・小寺さんをきっかけに、“頑張ること”に一生懸命になれない若者たちが、自分の夢に向かって一歩踏み出そうとする瞬間を切り取った青春映画。学生時代、誰でもにあった甘酸っぱい記憶を呼び起こす。2020年東京オリンピックの正式種目に決定し注目度が高まるボルダリングを題材に、青春のきらめきと切ない恋心が描かれる。

この度、映画の公開が2020年6月に決定(新宿バルト9ほか全国)。クライミング部に所属する一見クールでミステリアスだが心優しい主人公・小寺役を今回映画初主演となる工藤遥が演じる。劇中でのボルダリングに果敢に挑戦する姿にも注目。また、卓球部に所属し小寺に密かに惹かれる近藤役には、ドラマ「今日から俺は!!」や映画『惡の華』(公開中)で現在大ブレイク中の伊藤健太郎。猛練習のうえ挑んだ卓球シーンも見どころとなっている。小寺と同じくクライミング部の四条(よじょう)役に「花のち晴れ~花男 Next Season~」や「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演した俳優・メンズノンノモデルの鈴木仁、小寺と交流を深めていく同級生の倉田梨乃役に映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019)で強い印象を残した女優・吉川愛、小寺に憧れを抱くクラスメイトの田崎ありか役を映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(2018)や映画『宮本から君へ』(2019)の小野花梨が演じる。

■原作情報
珈琲『のぼる小寺さん』
(講談社アフタヌーンKC刊)

原作

《キャスト&スタッフコメント》

工藤遥

主人公小寺役:工藤遥
プロフィール:
1999年埼玉県出身。女性アイドルグループ・モーニング娘。の元メンバー。2011年に史上最年少で加入後、2017年に卒業。卒業後、『怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(18)で本格女優デビュー。映画初主演となる本作では、ほぼスタントなしでボルダリングに本格挑戦している。

「初主演、初めてのボルダリング、初共演の方々…初めて尽くしの日々は、とにかく刺激的で楽しくて、キラキラした撮影期間でした。ボルダリングの練習期間を含めると約4ヶ月壁を登り続け、汗水流して挑んだ作品です。沢山の方に届けばと思っております。」

伊藤健太郎

近藤役:伊藤健太郎
プロフィール:
1997年東京都出身。雑誌、広告を中心にモデルとして活動後、ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(14)で役者デビューを果たす。ドラマ『今日から俺は!!』(18)でのブレイクを機に、『コーヒーが冷めないうちに』(18)、『惡の華』(19)など話題作に続々出演し、2019年ネクストブレイク俳優第1位に選出されている。卓球部の近藤役を演じる本作では、本格的な卓球をする姿を披露している。

「小寺さんと近藤の甘酸っぱくていい距離感の青春が、とても楽しい撮影でした。ぜひ一緒に浸って頂けたらと思います。そしてクライミングがベースのお話ですが、ひっそりと卓球も頑張りましたので注目してください。笑」

監督:古厩智之
プロフィール:
1968年長野県出身、映画監督。大学在学中に撮った『灼熱のドッジボール』(92)が1992年ぴあフィルムフェスティバルでグランプリ受賞を果たし、『この窓は君のもの』(95)で長編デビュー。同作で第35回日本映画監督協会新人賞を受賞、史上最年少受賞となる。その後も『ロボコン』(03)、『ホームレス中学生』(08)、『武士道シックスティーン』(10)を手がけている。

「工藤遥は、心と体が一致している少女・小寺さんのたくましさを見事に演じてくれました。
5歳の女の子のようなまっすぐさはナウシカを越えたと思います。そして小寺さんの心の動きがみえる後半も見どころです!
そんな小寺さんを見つめる伊藤健太郎を始めとした若き俳優たちは「誰かを見つめるだけ」というよるべない季節を生き生きと演じてくれました。怯えて暗くてだけど背筋を伸ばして笑ったりする、いろんな感情が同時に存在するのが青春なのだなあと思い出しました。」

脚本:吉田玲子
プロフィール:
1967年広島県出身、脚本家。1992年、セシールシナリオ対象(オリジナルビデオ)にて『B級パラダイスへ行こう』が佳作、『ドラゴンボールZ』(94)にて脚本デビュー。2014年、東京アニメアワードアニメ オブ ザ イヤー部門において脚本・オリジナル原作賞を受賞。また、2017年にも自身二度目の原作・脚本賞を受賞した。映画『けいおん!』(11)、映画『聲の形』(16)、『夜明け告げるルーのうた』(17)等、後世に残る話題作を手がけている。

「上を目指し、のぼろうとする人がいる。その人をただ見つめるのか、応援するのか、自分とは関係ないと目をそらすのか、嘲笑するのか、揶揄するのか。どの選択をすることもできます。でも、その人がのぼる先を一緒に見ると、そこには見えない何かが広がっていることに気づくかもしれません。観てくださる方々が小寺さんに、自分に、「ガンバ!」と言えるような作品になっているといいな、と思っております。」

原作:珈琲
プロフィール:
漫画家。2014年、講談社「good!アフタヌーン」にてデビュー。『のぼる小寺さん』(全4巻)、『しったかブリリア』(全2巻)を連載後、現在は講談社「アフタヌーン」にて『ワンダンス』を連載中。

「出来上がりが楽しみです。わかりやすく明るくはないけれど、学生時代の傷が思い出されて少し癒えるような、そんな映画だったらいいなと思います。」

映画『のぼる小寺さん』
<ストーリー>
壁を見るとウズウズしてしまう小寺さんは、クライミング部の女の子。大好きなボルダリングのことばかりを考えている。隣で練習する卓球部の近藤は、小寺さんから、何故か目が離せない。小寺さんと喋れると嬉しくて、いつしか惹かれていく近藤。しかし小寺さんを見つめているのは近藤だけではなかった。
――これは、目の前の壁に挑戦し続ける小寺さんと出会い、一歩を踏み出そうとする、僕たちの物語。

原作:珈琲『のぼる小寺さん』(講談社アフタヌーンKC刊)
出演:工藤遥 伊藤健太郎 / 鈴木仁 吉川愛 小野花梨
監督:古厩智之
脚本:吉田玲子
Ⓒ2020「のぼる小寺さん」製作委員会 Ⓒ珈琲/講談社
配給:ビターズ・エンド

2020年6月、新宿バルト9ほか全国ロードショー!