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京本大我主演・音楽のオリジナルミュージカル『流星の音色』製作発表記者会見 「間違いなくキュンキュンしていただける作品になる」

8月2日(火)~17日(水)新橋演舞場、その後、名古屋・御園座、京都・南座、広島文化学園HBGホールで上演される滝沢秀明演出、京本大我主演・音楽のオリジナルミュージカル『流星の音色』の製作発表記者会見が、7月16日(土)に都内で行われた。
出演する京本大我、真彩希帆、内海光司、新妻聖子が登壇した。

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本作は滝沢秀明が演出を、藤井清美が脚本担う完全オリジナルのミュージカル。京本大我が、新橋演舞場での単独初座長をつとめ、音楽も担当する。幻想的な世界観の中、七夕伝説をベースにまるでロミオとジュリエットのような、苦しい切ない恋が描かれる。

京本が演じるのは海の星の王子・リーパ。ヒロインの山の星の王女・シルウァ役に、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し、2021年に退団した真彩希帆。リーパの父、海の王・サルム役に多方面に活動している内海光司。シルヴァの母・フローラ―リア役を、歌唱力で圧倒的な存在感を放つ新妻聖子が演じる。

会見冒頭のあいさつでは、内海が「この度、京本大我くんのお父さん役をやらせていただきます、『京本政樹』です」と会場を和ませた。

会見で特に質問が集まったのは、京本が音楽も担当している点だ。

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京本:一年ほど前からテーマ曲の制作に取り掛かりました。ミュージカルなので、同じメロディラインを使ったリプライズや、アレンジも展開するので、長いもの、短いものまで合わせると、全部で7曲近くの楽曲の作詞・作曲をやらせていただきました。今は稽古に入っている段階ですが、この段階でも変更は出てくるもので……。台本や演出の変更によって歌詞を修正するなどの作業をしています。

ー7曲の作詞・作曲がもうできているのですか?
京本:すでに曲は完成して、一部通しての稽古もしています。あとは細かい詩の変更などは出てくるかもしれませんが、形としては完成しています。

嘘みたいな話で言うのも恥ずかしいのですが、滝沢くんとメールでやり取りをしていているときに突然「大我、今度音楽担当してみたら」と言葉をいただいて、僕は音楽を作るのが好きなのですぐに「担当したい」と即答しました。すると「なるはやでテーマ曲を仕上げてほしい」と言われて。ちょうど家にいたので、なんとなくお酒をたしなみながら、なんとなく遊びで作ってみようとメールを頂いた夜にピアノを触ってみたら、いい感じのワンコーラスができたので、それを滝沢くんに自分のピアノの弾き語りのものを送ると「これでいこう」と返事を頂いたので、音楽担当が決まった日にテーマ曲はできあがりました。

 

ー京本さんの曲の印象は?

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真彩:作るものはその人の心が出でるなと思います。すごくきれいな曲ばかりなので、(京本さんは)こういう曲を書く人なんだなというのが最初の印象です。実際に歌ってみるとソロで歌うところとデュエットで歌うところは表情が違う。作っている段階ではあるので、これから声を作りこむことでどういうふうに変化していくのか、すごく楽しみです。

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新妻:私の歌う山の星の曲というのが大我くんが手掛けていない曲になるので、大我君が書いたのは(口ずさんで)ですよね。(と京本に確認して)いい曲ですよ!
こういう(オリジナルのミュージカルの)プロジェクトに参加するのは初めてで、長谷川雅大という音楽監督がいらしていろんな曲の編曲を手掛けて、一つのミュージカル作品を仕上げていく。曲ごとに作曲家が違うというミュージカルは初めてで、こういうアプローチもあるのだと。そこを一つのお芝居としてまとめ上げていくのが役者の役割なのかなと新たな課題に取り組んでいますが、いかんせん、海の星と山の星は一切交わらないのです。その中で唯一交わる若いカップルがおふたり。私は稽古場でも海の星の王子と王の様子を知ることがまったくできなくて、今後初めて通し稽古があるので曲をちゃんと聞かせて頂くので、楽しみにしています。

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内海:バリエーション豊かな曲ばかりで、特に王様をイメージした曲はロック調で、そんなのもありなんだと思ったり。彼はすごいロマンチストだなと、曲を聴いてイメージしました。彼の持っているやさしさや透明感は表れているなと思いました。これから通し稽古で最初から最後までわかると、また違った感じで聞けるかもしれないなと思って楽しみです。
(どういうところがロマンチストかと尋ねられて)たたずまい、繊細さも含めて。シャイでしょ。僕も人見知りなので、その気持ちはわかりますが、芝居になるとしっかり目を見て芝居をするところを見ると、やっぱりしっかりしているんだなと感じます。
(京本とは初共演で)やっぱり、きれいだな、アイドルだなと思います。

ー真彩さんは憧れの人(新妻聖子)と共演ですね。
真彩:夢がかなうなと。しかもお母さん役というのが、ミュージカルの世界を目指してきてからのご褒美をいただいたなと。お母さまとの会話するシーンがすごく多いので、お稽古場から歌声やお芝居の作り方をこんなに間近で勉強させてもらえることに胸がいっぱいです。少しでも新妻さんからもらえるように、見て聞いて研究している最中です。

ー若いお母さんですが。
新妻:滝沢さんからも「この星は地球ではないし、現代の私たちとはちょっと違う設定なので、リアルな時間軸での親子の年齢差を意識しすぎないようにと。でも真彩さんのまっすぐな瞳に見つめられると「生んだのかな」と思うほど愛しくて、親子のシーンはグッと気持ちが入って、先日の稽古では涙で歌えなくなってしまったほど。楽しく稽古させて頂いています。

ー内海さんがお父さん役というのはいかがですか?
京本:本格的にご一緒させて頂くのは初めてなので、稽古に入るまではどういう方なのかと、緊張している部分はありましたが、ムードメーカーというとあれですが、現場を明るくしてくださる方で、なによりめちゃくちゃおしゃれで稽古着も私服も、ちょっとした小物もおしゃれ。後輩が二人出演していますが、後輩たちにも気さくに話しかけてくだって、内海さんがいなかったら、僕だけではとんでもないことになっていたのではないかなと思います。めちゃくちゃ助けられています。

内海:今のところはしっかり書いていただいて。(笑)

―お父さん役として京本政樹さんを意識しているところは?
内海:ずっと前の話ですが、舞台を観に行かせていただいて楽屋でお話させて頂いたときに「うちの大我、頼むね」と言われたことがありました。その時は接点もないし…と思っていましたが、こうやって時を超えて共演させてもらって不思議な縁を感じています。

―滝沢さんのこうしたミュージカルの初演出作品に出演することについては?
京本:日生劇場での「One!-the history of Tackey-」という滝沢くんの半生を描いた舞台で滝沢くんの少年時代の役を演じたのが初舞台だったというご縁があり、そこから7年にわたり「滝沢歌舞伎」に出演させて頂き、女形や時代劇の役や歌唱シーンを頂いたり、いろんなチャンスを頂いて、舞台人としてもいろいろな経験を積ませていただいた。滝沢くんには感謝しかありません。今は「滝沢歌舞伎」はSnow Manが引き継いでいますが、僕もまた滝沢くんに恩返しというと早いかもしれませんが、滝沢くんとまた、できれば経験を積ませていただいていた新橋演舞場で自分が座長として帰ってこれたらな…とぼんやりと描いていましたが、こんなに早く滝沢くんの演出で新橋演舞場の舞台に立たせて頂けるのは、すごく光栄なことで、びっくりしたことです。他の作品でもたくさん演出していただいていますが、滝沢くんの演出力は今回の稽古場でも間違いなく導いてくださるので、その安心感の下、やらせて頂いています。この作品の魅力を感じて、間違いなくみなさんにキュンキュンしていただける作品になるなという確信は日に日に増しております。

―テーマ曲はすぐにできたとのことですが、全体としては苦労していますか?
京本:期限を決めて頂かないとやらない人間で、テーマ曲がすぐできてしまったので、余裕を感じて、そこからの制作がちょっと滞ったのですが、他の曲は今年の5月ごろには仕上げてほしいと言われて、グループとしてツアーをしていたので、家では作詞作曲がはかどらなかったので、ツアーの新幹線や飛行機の移動中にSixTONESの曲を聴きながら詩を書こうと書き始め、2時間半くらいで3~4曲の詩を仕上げることができました。自分としての言葉ではなく、リーパという役として詩を書くので、俯瞰的に見れたり、逆に感情移入してめりこんで書けた。書き始めるまでは腰が重かったのですが、書き始めてみたらスラスラかける瞬間もあって、僕にとっては貴重な経験でした。

初日まで2週間あまり。充実した稽古を感じさせてくれる4人の言葉に、期待の膨らむ製作発表でした。

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 オリジナルミュージカル 『流星の音色』
演出:滝沢秀明 脚本:藤井清美 音楽:京本大我(SixTONES)
出演:京本大我(SixTONES)、真彩希帆、内海光司、新妻聖子 ほか
■2022年8月2日(火)~17日(水)新橋演舞場
■2022年8月21日(日)~28日(日)御園座
■2022年8月31日(水)~9月4日(日)京都・南座
■2022年9月8日(木)~9日(金)広島文化学園HBGホール
■松竹ホームページ https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202208_enbujo/