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桜井玲香の初単独主演・ミュージカル『ドロシー』は毎年上演されるような作品に!取材会レポート

桜井玲香の初単独主演舞台、ミュージカル『DOROTHY(ドロシー)~オズの魔法使い~』の取材会が5月23日(月)に都内で行われた。桜井玲香と、共演する蒼井翔太・鈴木勝吾(Wキャスト)、田尾下哲(作・演出) 、宮川彬良(作曲・音楽監督) が登壇。本作が映画やこれまでの「オズの魔法使い」とは設定も世界観も全くことなる新しいミュージカルであること、これから毎年上演されるような素晴らしい作品にするべく取り組んでいることを明かした。

東京公演は 2022年8月20日(土)~28日(日) 東京・日本青年館ホール、兵庫公演が9月16日(金)~19日(月・祝) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール。さらに静岡・愛知・広島・福井・富山・鹿児島・福岡・群馬公演もあり。

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今作の物語は、現代の音楽大学から始まる。

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桜井玲香が演じるドロシーは、音楽大学のオーケストラ部でコンサートマスターをつとめ、ソリストとしても活躍するプロ志向のバイオリン奏者。

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蒼井翔太と

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鈴木勝吾がWキャストで演じる”かかし”は、優柔不断なところもあるオーケストラ部の指揮者。

ある時、彼らが突然、現実とかけ離れた音楽の都「OZの王国」に飛ばされてしまう。そこで彼らを待っていたものは‥‥?

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桜井玲香 :今のこの年齢になってドロシーを演じさせて頂く機会を頂けたのはとても光栄です。ビジュアル撮影とか恥ずかしいなと照れながら撮影しましたが、世界中で愛されているストーリーで、素晴らしいメッセージがたくさん詰まっている作品だと思いますので、全力でドロシーを演じさせて頂けたらと思っております。

(楽曲を一度だけ練習した印象は)難しすぎてびっくりしました。時間がかかりすぎて、1曲しか触れられなかったのですが、ものすごいストーリーが詰め込まれていて、リズムとかどんどん変わっていくし、焦っている感情をこう表現するんだとか、初めて出会う音ばかりで、めちゃくちゃふりまわされましたけど、あまりにもキャッチ―で胸があつくなる、歌っていると感情を揺れ動かされすぎて、涙が出るんじゃないかというほど気持ちが高ぶる曲でした。すごい大変ですがやりがいもあるし、ちゃんとかたちになったらすごい感動が生まれると思ったので、全力で頑張ります!

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蒼井翔太 :(ミュージカルへの印象や自身のステージに比べて気持ちの上での違いは)ステージの上で表現をするのは同じところだと思いますが、ミュージカルはステージの上の人間がたくさんいて、人数が多ければ多いほど個性が咲き乱れるぜいたくなステージだと思います。普段はバンドやダンサーに支えて頂いていますが、今回はすばらしいキャストが揃っているので、どんなドロシーの物語が作っていけるのか、楽しみにしています。

 

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鈴木勝吾:田尾下さんとご一緒するのは今回で3度目です。稽古場で俳優が得心いくように大事にしていらっしゃる方で、さらにお客様にも得心していただくことを大事にものづくりをしている方で、熱を失わず冷静に作っていくという印象があります。

今回もミュージカルということで音楽やダンスや歌やお芝居といろいろいろなピースのある舞台だと思うので、全員でエネルギーを熱をもって、でも冷静に、田尾下さんの元で、僕らもハッピーな作品にできればいいと思います。お客様も様々な受け止め方があると思いますが、ちゃんと持って帰って頂ける作品に作りあげられればいいなと思っております。

 

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田尾下哲(作・演出):19000年のカンザス地方都市の物語をミュージカルにすることで話し合い、今回のキャストと時代を大切にしたいということで21世紀のある都会の大学を舞台にしています。ドロシーは大学生という設定にしています。少女が仲間に出会って成長するだけでなく、これからの人生に悩む女性の物語にしたいと思っています。

演出プランとしては、自然に歌われるものがいいなということで、音楽の都「OZの王国」にしました。その中で、芝居と歌がつながって台詞の延長で歌になる、歌の中から台詞が自然につながっていくようにしたい。

それから、敵や怪物が出てくるが、映像ではなく人間の体で表現したい。 アレクサンドラ・ルターさんと一緒にパペットの表現とかもしたい。人間の体で勝負です。

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宮川彬良(作曲・音楽監督):(オフォーを受けたときには)率直に言うと、なんでそんなことするの!しちゃだめよとたしなめてしまいました。作りてなので、みなさんご存じの歌があるのに、それを変えるなんて、そこに足を踏み入れちゃいけません!と思いました。 なぜひきうけたかというと、田尾下さんがかつてのミュージカルの再演ではなく、時代や場所を変えて作りたいんだということで、本当は自分に向いていると思ったから。自分もミュージカルを作りたい。『アニー』や『ピーターパン』のように毎年毎年続けて上演されている不朽の名作を作ったことがまだないから。「オズの魔法使い」がベースになっているということで、他の人がやったら、それはそれで悔しいなと。これまでのキャリアを総合して、ひとつの答えを出す時期だなと個人的に思った。

(歌う人への注文は?)言っときますけど、大変ですよ。実はとっては画期的なことが起きてる。僕にとってはミュージカルを日本語でつくる壁は高かったの。日本語は音程でできている言葉だから、ミュージカルを作ろうとすると制約がものすごく多かった。一回しか聞かないお客様のために、一語一句届けるために、誤解を恐れずに言うと曲先行で作っているところがあります。キーワードを頂いて、表現したいことがわかったら、それで浮かんできたメロディーを貴んでもらって、作詞家の安田佑子さんに本当に苦労して作ってもらった。55~60で詞をもらって、僕が曲を作って送り返すということを何遍もして作っています。この作り方だからこその、これまでの日本にはなかったメロディーやアプローチで、こんな変わった曲は普通は使わなかったというような革命的なことが起きている。音と言葉と芝居の、三つ巴のアプローチがとても新鮮ですといってもらえるような練習が始まると思います。僕の譜面はラブレターです。楽しみにして受け取ってください。

5月16日に28歳の誕生日を迎えた桜井玲香。本作の原作の「オズの魔法使い」が出版された日が1900年5月17日ということで、二人のドロシーの誕生日を祝って宮川が演奏し、皆でバースデイソングを歌う場面も。

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配られたケーキを手にして桜井玲香。

かつて所属していた乃木坂10周年について質問されると「そういわれてみれば、確かにそうですね。グループが10周年ということは、私もこの世界に入って10年目ということなるので、区切りの年に自分が入るとは思っていなかったミュージカルで主演をさせて頂ける。気を引き締めなきゃと思いました。後輩たちについては卒業して時間が経って、客観的に見られるようになって、改めてかわいいなと思ってみています」

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桜井は「28歳になって最初の作品になると思うので、成長した自分をちゃんとお見せしたい」との意気込みも語った。

東京公演のチケットの一般発売開始は6月4日(土)10時。兵庫公演のチケット一般発売は6月19日(日)10時より。IMG_2686s

ミュージカル「DOROTHY(ドロシー)~オズの魔法使い~」
作・演出:田尾下哲
作曲・音楽監督:宮川彬良
作詞:安田佑子
出演:
桜井玲香
蒼井翔太・鈴木勝吾
(Wキャスト)

凰稀かなめ
鈴木壮麻
ほか

企画・製作:関西テレビ放送
公式サイト: https://www.ktv.jp/dorothy-musical/

東京公演 2022年8月20日(土) ~ 28日(日)  会場:日本青年館ホール
静岡公演 2022年9月3日(土) 静岡市清水文化会館マリナート
愛知公演 2022年9月10日(土)~11日(日) 愛知県芸術劇場大ホール
広島公演 2022年9月13日(火) 広島文化学園HBGホール

兵庫公演 2022年9月16日(金) ~ 19日(月・祝) 会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
福井公演 2022年9月21日(水)フェニックス・プラザ
富山公演 2022年9月23日(金・祝)オーバード・ホール
鹿児島公演 2022年9月28日(水)川商ホ一ル・第1(鹿児島市民文化ホール)
福岡公演 2022年10月1日(土) ~10月2日(日)久留米シティプラザ ザ・グランドホール
群馬公演 2022年10月12日(水) 高崎芸術劇場 大劇場