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舞台『クヒオ大佐の妻』上演決定

2017年5月~6月、東京芸術劇場シアターウエストにて『クヒオ大佐の妻』の上演が決定致した。

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作・演出は、2013年『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞「最優秀監督賞」、「最優秀作品賞」を受賞し、その後も『紙の月』(14)など話題作を数多く手掛けている映画監督吉田大八。吉田は、2013年に初めて手掛けた演劇作品で、本谷有希子の小説『ぬるい毒』を上演。舞台化不可能と原作者をして言わしめた作品を見事に演出し、好評を博した。
そして、演劇作品2作目の題材に選んだのは、実在の結婚詐欺師、クヒオ大佐。
『クヒオ大佐』とは、1970年代から90年代にかけて「自分はアメリカ空軍パイロットで、カメハメハ大王やエリザベス女王の親類」と偽り結婚話を交際女性に持ちかけ、結婚詐欺師を繰り返した男。自称「ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐」と名乗った実在する日本人。
かつて吉田が2009年に監督を務めた映画『クヒオ大佐』とも全く違う、新しい視点から捉え直した舞台『クヒオ大佐の妻』を上演します。吉田の舞台初書き下ろし作品となる。

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出演は、吉田大八監督作品の『桐島、部活やめるってよ』でもその存在感を放った、岩井秀人。
劇団「ハイバイ」主宰、2012年、NHKハイビジョン特集ドラマ『生むと生まれるそれからのこと』の脚本で第30回向田邦子賞を、2013年『ある女』の脚本で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。脚本家のみならず、俳優としても目覚ましい活躍を続けている。

そして、今作の主役である『クヒオ大佐』の「妻」は、来月に発表予定。