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向井理、片桐はいりから“ありがとう”のプレゼント! 映画『小野寺の弟・小野寺の姉』大ヒット御礼舞台挨拶!

IMG_067410月25日に初日を迎え、大ヒット上映中の映画『小野寺の弟・小野寺の姉』。主演の向井理、片桐はいり、西田征史監督が10月30日、都内劇場にて大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

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向井理は「公開して数日、満足度ランキングで1位を頂いているということでが沢山の方に観ていただけるということも大事ですけど、一人ひとりの方に満足してもらえるということも大事だと思うので、数字だけではなくて満足度は一つのバロメーターになると思うので、個人的に作り手としてはすごく嬉しく思っています。ありがとうございます」と挨拶。続いて「進の姉のより子役の片桐はいりです。今日も沢山お越しいただいて、私、映画館で出口調査していて(会場どよめき)え?はい、近所の映画館でもぎりとかやってるので出口調査してるんです。もう皆さん、3回観ました、5回観ましたって言ってくれて、同じ方ばっかりみないでいろんな方に観ていただきたい。(「いやいや、ありがたい話しですよ」と西田征史監督、向井理両者からすぐに突っ込まれると)いやええ、そう思うんですけど、また何回観ていただいても違う風味がでてくる“酢こんぶ”みたいな“なかなか味のなくならないガム”みたいなよさがあるので、みなさん2回、3回とご覧になってください。よろしくお願いします」と片桐はいりより挨拶のあと、西田征史監督が「本日はお忙しい中ご来場いただきましてありがとうございます。自分も月曜日にお客様に混じって観たりして、あ~ここはちょっと反応弱かったなーってところもありつつ、みんなが一緒になって笑ってくださっているのがとても嬉しくて、帰り際まるで仕込みじゃないのかっていうくらい“いい映画だったねー”と言っているのが聞こえてきたりして、ちょっと涙ぐみそうになりました。」と喜びの挨拶を行った。

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片桐はいりは「いつも観てくれる難しいこと言う映画好きのお客さんが“この映画に感動した僕に感動しているよ”と言ってくれて嬉しかった」と話すと、向井理も「僕の今のドラマのスタッフや共演者たちが観てくれて、“明日も頑張ろうと思った”と話してくれて、同業者に観てもらうのは緊張するところもあるのですが、こうやって認めてもらえるのはなかなかないことなので嬉しいです」と映画の反応のよさを喜んでいた。

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まるで本当の兄弟のような関係性は5年前から監督から話があったことや、以前にも二人は舞台で共演していたことからとのことで、向井理は今回の映画のプロモーション中にあまりにリラックスした二人の様子に監督から、仲がいいのはいいけれど、もう少ししっかり映画の宣伝をするよう叱られたと話した。
監督から一軒家での撮影時に控え室として使用していた絨毯敷の部屋の床で二人が無防備に寝ていて、驚いたことを話すと二人は覚えておらず、それほど自然なことだったんだなぁと笑った。かたや片桐はいりは「これだけ一緒にいたのに(向井理と)まったく噂にもならなかった」と残念がっていた。
ここまで自然に兄弟を演じられたことについて、片桐はいりは「言葉合わせなど打ち合わせをすることはなかった。何かどこか似てるところがあると思いました。作品に対する体温というのかな、モチベーションが同じだと思いました。これは奇跡的なことだと思う」と話し、向井理は「そうですね。気負いなく演じることができたのも西田監督だったからで、昭和のノスタルジーもでています。気合を入れる作品もあるけれど、こういう脱力系も必要だと思うし、この出したり、引っ込めたりが(片桐はいりと)一緒だったと思う」と互いに息の合ったところを語った。

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大ヒットを受けて、続編の考えはないか監督に聞くと「二人のロードムービーを撮ってシリーズ化したい。商店街の福引が当たって旅にでるとかね」との答えに、片桐はいりが「寅さんとか?私、寅さん映画のもぎりやってたんです。じゃ46作?!それはすごい。その間により子はメガネ屋でものすごく出世しているかも。進も高級パフューマーになってるかもしれないですね。信長の時代に行っちゃってるかも」と現在、向井理が出演中のフジテレビドラマ『信長協奏曲』(西田征史監督がシリーズ構成を行っている)を掛けた発言をすると「信長の時代は詳しくないけどね。すぐに切られそう」と恥ずかしそうにわざと知らない振りをしていた。

今回の舞台挨拶では大ヒットのお礼がしたいと、登壇者から観客に抽選でプレゼントがあった。当選したラッキーな観客へは、監督からサイン入り原作本・向井理、片桐はいりのとサイン入りポスター・起き上がらないこぼしと呼ばれている倒れると起き上がらない(会場、爆笑)姉弟をモチーフにした特製人形が贈られた。

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最後に向井理から「何はともあれ観ていただいて、満足度1位ということでハードルが上がっていますが、ステキな作品になったと思いますので、もっともっとこの映画を好きなってくれる人が増えていってくれたら幸いだと思いますし、本当に“2”もあるかもしれないですし。日常を描いた作品なので、共感してもらえるところも沢山ありますし、小さい細かいところもこだわっているので、進が作っている匂いで例えば檜の香りとか面白いポイントも沢山あるので、そういうところも是非探してみてください。今日は最後まで楽しんで観ていってください」と締めくくった。

映画『小野寺の弟・小野寺の姉』は絶賛大ヒット公開中!
(C)2014 『小野寺の弟・小野寺の姉』製作委員会
制作プロダクション:ROBOT
配給:ショウゲート

公式サイト:http://www.onoderake.com/